ひとつのあさ

共にグループ内年齢差九つの6人組と7人組をゆるゆる追いかける新参者

テレビ朝日ドリームフェスティバル2016 10/23 備忘録 (V6のレポ・感想)



10月22日〜24日に行われたテレビ朝日ドリームフェスティバル2016の2日目、10月23日の公演に参加してきた。場所は代々木第一体育館。最近劇場に足を運ぶことが多かった私は「広い……!人が多い……!」と昨年のV6のコンサートぶりのアリーナ会場に戸惑いつつ、グッズのTシャツを買ったり普段からツイッターでお世話になっている方にお会いしたりした後、開演時間ギリギリに座席へ向かった。

 

この日の出演順は

1.V6

2.星野源

3.レキシ

4.PUFFY

5.エレファントカシマシ

6.いきものがかり

だった。*1

 

 

以下V6に関するレポ・感想です。

 

 

*OP

・メインスクリーンに、Mステの最初に流れる映像とちょっと雰囲気が似ている(?)映像が流れた後、ドリフェスのアーティスト写真にも使われていたBeautiful World通常盤の写真が「V6」の文字とともに映し出される。(ここまでの流れは他のアーティストさんも同じ)

・トップバッターがV6だとわかった瞬間の会場の「キャー!」という歓声がすごかった。歓声と見覚えのあるペンライトの数からして会場には割とV6ファンが多かったと思う、たぶん。まさかV6が最初に出てくるとは思っていなかったためかなり衝撃だった。

・続いて過去のMステの映像が流れる。昔のものから順にワンフレーズくらいずつ、何曲かだけピックアップして。はじめがMFTPで最後がBWだったこと、途中で愛メロとハニビが流れたことは覚えているが、他は忘れた。

 

MUSIC FOR THE PEOPLE

・「はっ、このイントロは……!」

・坂本さんが「代々木〜!」と叫ぶフォエバコンのあれが再び。

・衣装は白ジャケット、黒インナー、黒いパンツ。

・V6ファンだと見受けられる方々のBメロの「フッフー」の揃い方が毎度のことながらすごかった。もちろん私もやった。周りの他アーティストファンの方々も割とノってくださっていた気がする。

・サビのトニセンの足上げがいつも通りかっこよかった。足が長い。

 

TAKE ME HIGHER

・「wanna take you baby, take me take me higher」というライブバージョンの出だしから始まる。

・イントロのとき(?)メインステージ前方に炎がボンボン上がり、その後ろでメンバーが踊る。上がっていた炎は柱状に、5〜8つくらい、横一列、同タイミングで次々と。

・冒頭2曲がデビュー曲、ティガの曲とそこそこ一般に知名度があり、かつ、アップテンポなユーロビートだったので、ここまででだいぶ会場が温まったように感じた。

 

*Believe Your Smile

・会場がノってきたところで少し雰囲気を変えてこの曲を持ってきたのが上手いなと思った。優しい感じではあるけれど、テンポは落としすぎない。昨年の24時間テレビで歌った曲だから知っている方もまあまあ多いと踏んだのかな、どうなのかな。

・冒頭のサビ後の「オーオーオー」のところのペンライトの振り方が揃っていて綺麗だった。

・Aメロ(だったかな?)で下手側にカミセン、上手側にトニセンが移動して歌う。

・サビでセンステに移動。

・基本そんなに踊っていなかったが、ギターを弾くような振り付けのところを少し踊ってくれて嬉しかった。

 

*HONEY BEAT

・イントロで井ノ原さんが「一緒に踊ってくださーい!知らない人も真似してー!」と煽っていた。

・井ノ原さんの煽りを受けてノリノリで踊るブイ担。やっぱり結構な数がいたと思う。私の隣りや前方にいた他のアーティストのファンの方も見よう見まねで踊ってくれていた。感謝。

・Bメロの2:2:2に分かれてのわちゃわちゃは坂本さん・長野さん、井ノ原さん・森田さん、三宅さん・岡田さんの組み合わせだった。岡田さんはいつも通り三宅さんにちょっかいを出していた。他のペアは覚えていないが、複数の方のレポによると坂本さんは一定の距離を保って長野さんに触ることはなかったらしい。うーん、さすが。

 

*MC①

・坂本さんハニビで立ち位置迷子事件。井ノ原さんに「さっき(自分の立ち位置?自分の隣?に)変なおじさんがいた!」と言われ、「わかんない!」と返す坂本さん。メンバーからも「緊張してたんだ」などと言われていた。

・井ノ原さんの「男性諸君、盛り上がってますかー?」の呼びかけに男性の声が一斉に返ってくると「男の声っていいよね」と三宅さん。

・井ノ原さんの「女子の皆さん盛り上がってますかー?」に元気よく返事があると、「男子、負けちゃだめだよ」と言ってもう1度男性に呼びかけていた。

・ジャニーズのライブを初めて見る人がいるか尋ねると客席から反応があり(そりゃそうだ)、それに対して井ノ原さん「これが最初で最後にならないように頑張ります」。

・井ノ原さんのメンバーいじりというかメンバーへの話題振り(?)は安定して面白かった。岡田さんへは「ラーメン食べてひっくり返ってる場合じゃないよ!」。森田さんへは「(テレ朝キャラのゴーちゃんを引き合いに)こっちのゴーちゃんも頑張ってますから!」。言われて俯いて照れる森田さんがスクリーンに大きく映し出されていた。かわいい。

・fAKEの曲振りあり。

 

*fAKE

・私が初めて生でパフォーマンスを見た曲その1。MC終わりの曲ふりでタイトルを聞いた瞬間軽くパニック。まさかここでこの曲を……!

・メインステージ上には6枚のパネル。メンバーはパネルの後ろに入ったり前に出たり。メンバーがパネル後ろにいる状態のときにはそのメンバーの映像が映し出されたり。自分が歌うタイミングではパネルの前に出ていたはず。

・「けれど 隠しきれない時に」からの森田さんソロパートは森田さんだけ前に出てきて歌い、次に坂本さんソロパートで坂本さんがそこに加わる。トニカミリーダータイム。バックのスクリーンも歌っている人の映像。

・パネル前にひとり立ち照明を受けた三宅さんによる、存分にためたあとの「……fAKE」。破壊力が凄まじかった。

・最後の手を伸ばして映像の自分と手を合わせるような演出が素敵だった。

 

*will

・鼓動のようなドクドクという音にだんだん音楽が乗っていく感じで始まった。

・カップリング曲に続いてアルバム曲を繰り出してきたもんだから、攻めてるなあと思った。

・パキパキしたダンスはいつも通りで素晴らしかった。

・最後の最後、音楽の高まりに合わせてパッとたくさんのペンライトが突き上げられていて、ブイ担の統率の取れ具合がすごいなと思った。

 

*SP<エスピー>“Break The Wall”

・ドリフェス公式アカウントさんのツイート( https://twitter.com/tvasa_dreamfes/status/789643510991335425 )によりレーザーとセンステらしきものがあることを確認し、もしかしたらこの曲をやってくれるんじゃないかと期待していたところ、本当にやってくれた。

・「SPのテーマをサンプリングしているこの曲なら、はじめましての方の中にも多少聞き覚えがあると感じてくれる方がいるのではないか」「あの正面がコロコロ変わる複雑なフォーメーションのダンスとレーザーをガンガン使ったかっこいい照明をぜひとも多くの人に見てほしい」という2つの理由により今回のステージで私がやってほしい曲ナンバーワンだったので、曲が始まった瞬間「キター!」と心の中で叫んだ。

・will → SP の流れでフォエバコンを思い出した。

・長めのイントロ(?)の間にセンターステージに移動。

・センステがいつもより狭かったのでちょっとコンパクトに感じたが、しっかり踊っていた。

・照明はフォエバコンのようにすごすぎてぼーっとしてしまうレベルではなかったが、レーザーもその他の照明もガシガシ使っていてとてもかっこよかった。

・確か2番(?)のあたりはカットされていたような気がする。

・間奏〜「常に進化する magic」からの岡田さん・長野さんのソロのときの立ち位置は、岡田さんがセンステ下手寄り、長野さんがセンステ上手寄り、他4人がメインステ〜センステ間の花道。

・私は見ていなかったが、複数の方のレポによると、暗くなって間奏の4人が花道に移動した際三宅さんが立ち位置を間違えたらしく坂本さんだか井ノ原さんだかに正しい位置に戻されていたらしい。

・岡田さんと長野さんのソロではそれぞれ歌っている人にスポットが当たる。

・どこかの「do your thing and keep on just like that」で順番に照明が当たっている人が増えていく演出があったような気がする。

 

*MC②

・井ノ原さんが「上のほう暑いでしょ?フーってしてあげて」と言っていた。(いつもだと「うちわで扇いで」と言うくだり)

・「いつもV6のコンサートでは年代を訊いているんですけど」と前置きしてからブイコン恒例の年代別点呼へ。20代が1番声が大きかった気がする。

・ここで前半の白ジャケットから赤いスパンコールギラギラなジャケットへのお着替えタイム。

・他5人が着替えにいっている間ひとりステージに残った井ノ原さん、まあよく喋る、喋る。さすがすぎた。

・自分の着替えが終わって井ノ原さんの赤ジャケットを持ってステージに戻ってきた岡田さんに、着ていた白ジャケットを渡しMCを任せて裏にはけていく井ノ原さん。(確か井ノ原さんが「中に着るベストがある」というようなことを言っていた?実際は次に出てきたとき着ていなかった)

・岡田さんが井ノ原さんから受け取った白ジャケットを持ったままで困っていそうだと察した長野さん「それどうするの?」と声をかけて裏に持っていってあげる。優しい。

・MCを任されて困った岡田さん、森田さんをつかまえて「剛くんとツートップで……」と2人で話を繋ごうとするも全然上手く喋れず、「喋らないツートップです」と言っていた。そうこうしているうちに井ノ原さんは着替えを終わらせてさっさと戻ってきた。

・ステージ上にはメンバー5人が集まったが、岡田さんから預かったジャケットを裏に置きに行った長野さんがなかなか帰って来ず、井ノ原さん「1人足りないけど始めちゃおうか(だいぶニュアンスです)」

・長野さんが戻ってくると今度は「ひろしー!みんな待ってたよ〜」みたいなことをペラペラ喋ってた井ノ原さん。長野さんにもよく喋るだかどこでもトークが立つだかと言われていた。

・最新曲、秦基博さん提供曲、という紹介とともにBeautiful Worldの曲振り。

 

*Beautiful World

・MC終わりでタイトルを聞いたとき「なぜその衣装でこの曲!?」と思ったV6ファンも多かったはず。私もその1人である。

・私が本日初めて生でパフォーマンスを見た曲その2。

・大サビでは坂本さん、長野さん、森田さん、岡田さんの上手側3分の2は普通に立って歌っていたが、井ノ原さんと三宅さんは肩を組んで大きく横に足を上げながら左右に揺れていた。

 

*over

・トニ担カミ担決めかねている私は今回も普通にペンライトを振っているだけだったが、周りのブイ担さんたちはちゃんとサビ2回目(?)でどちらかの振り付けを踊ってらっしゃった。(サビ1回目は確か彼らも踊っていなかった)

・ミディアムバラードが続くことで、個人的には息をととのえることができてちょっとほっとした。

 

*Wait for You

・スタイリッシュなEDM。この曲が後半で1番踊る曲だった。

・座るような振り付けや、最後の縦1列からV字に広がっていく様子など、もう1度生で見たかったダンスが見られて嬉しかった。

 

*Darling

・まさかのアリーナトロッコ登場に会場が沸いた。ちなみに私はアリトロの登場に気付くのが遅れて歓声に乗り遅れた人である。

・メインステから出発して前方から後方へ移動。近くの人へも遠くの人へもお手振りしていた。

・トロッコの位置は下手側の通路から坂本、長野、井ノ原、岡田、三宅、森田の順。

 

*CHANGE THE WORLD

・曲に入るあたりは一旦トロッコが停止していたと思う。曲が始まったらトロッコが動き出していた。アリーナ後方まで辿り着いたら再びトロッコが停止していたような……。

・サビのリズムに合わせてペンライトが揺れる景色が綺麗だった。

 

*愛なんだ

・アリーナ後方から引き返してきたトロッコが真ん中らへんの通路で横一列に並んで合体して、メンバーが乗るトロッコをチェンジしていた。入れ替わり後は下手側の通路から岡田、三宅、森田、坂本、長野、井ノ原の順。

・Aメロの坂本さんパート「どうしてこんなに〜」のあとを替え歌して「みんなは最高なんだろー!」と叫んでくれた坂本さんがめっちゃアイドルに見えた(アイドルです)。

 

*WAになっておどろう

・「ラストはこの曲」みたいなことを誰かが言ってスタート。

・この曲の前半までトロッコで、後半でメインステに帰還。

・Bメロの坂本さんソロ「悲しいことがあればもうすぐ 楽しいことがあるから〜」のあとを替え歌して「みんな頑張ろうぜー!」と叫んでくれた坂本さんがめっちゃアイドルに見えた(2回目)。

・「ララララ〜」のところはメンバーの「手を挙げて(ニュアンス)」の煽りもあり会場中が一斉に頭上で手を左右に振っていて一体感がすごかった。素敵な光景だった。

・「このあとも盛り上がってください。V6でした!」と言って上手(だったと思うけど上手・下手に分かれてだったかもしれない)にはけていった。三宅さんが1番最後だったからいつものブイコンみたいに投げキスがあるかな〜とちょっと期待したがさすがにそれはなかった。

 

◎まとめ

 昨年までのジャニーズからの出演者がどちらかというとアーティスト寄りのパフォーマンスをする方々だったので「V6はどうくるのだろう」と思っていたが、彼らのステージはまるでV6のコンサートを40〜50分(事前には40分と聞いていたが40分より長かったと思う。50分とおっしゃっている方が多い気がするので以下50分で)に濃縮したようだった。持ち時間50分に全14曲をギュギュっと詰め込んでいるから、1曲1曲についてはもう少し見たかった、聞きたかったと思うこともあった。しかし全体としては2〜3時間のブイコンを見たのではないかと思うくらいの満足度だった。それくらい密度が濃く、彼らの魅力が詰まった時間だった。

 フェスだから他アーティストのファンの方もたくさんいらっしゃるため有名な曲やシングル曲がメインの構成ではあったが、その中にカップリング曲やアルバム曲を挟んでくる三宅さんの構成力*2はさすがとしか言えない。特に昨年のコンサートでやっていたわけでもないfAKEの登場には驚いた。それもパネルを使った新演出で。あれが今回のためだけに用意されたものなら勿体なさすぎるからせめてあのパフォーマンスを映像化してくれ。金なら出す(ブイ担の口癖)。

 

 

*1:出演順は事前に発表されないのでいつ誰が出てくるかはその時になってみないとわからない。

*2:週刊TVガイド2016年10/28号掲載の三宅さんのインタビューによると、今回の構成は(どこまでを指しているのかはわからないが)三宅さんらしい。